引越しの繁忙期はいつ?安く予約しやすい時期と日程の選び方
引越しのコツ
引越しの日を選べるなら、最初に避けたいのは3月中旬から4月上旬です。国土交通省の2026年資料では、3月の引越件数は通常月の約2倍とされ、3月から4月に依頼が集中すると案内されています。
費用と予約の取りやすさを優先するなら、春のピークから日程をずらし、複数の月・曜日・時間帯を候補にします。6月や11月は比較データ上の候補ですが、同じ月でも荷物量、距離、建物条件、希望時間で見積りは変わります。「安い月を一つ当てる」より、動かせる条件を増やすほうが現実的です。
引越しの繁忙期は3月〜4月、ピークは3月中旬〜4月上旬
進学、就職、転勤が重なる春は、一年で最も引越しが集中しやすい時期です。国土交通省は2026年1月の資料で、3月の引越件数を通常月の約2倍とし、特に3月中旬から4月上旬は、ドライバーと車両の両面から対応が難しくなっていると説明しています。
この時期は料金面だけでなく、希望日に対応できる事業者が見つからない、午前便など希望時間を選びにくい、見積りや訪問日程も混み合う、といった予約面の制約が大きくなります。
春以外では、近畿運輸局が9月から10月にも依頼が集中すると案内しています。地域や転勤の動きで差はありますが、「4月を過ぎれば一年中同じ」とは考えず、秋の異動期も早めに空きを確認すると安心です。
安く予約しやすい時期は「ピークを外せる月」から探す
最初の候補は、3月中旬から4月上旬を外した日程です。国土交通省の資料には、3月末の土日から時期をずらして代金が安くなった、3月最終週を避けて予約が取りやすくなった、という利用者の声が紹介されています。
より具体的な月を探す場合、大阪ガスの引越し一括見積りサービスが収集した独自データでは、6月と11月が費用を抑えやすい月とされています。6月は春の移動が落ち着いた後、11月は秋の異動期と年末の間に当たります。ただし、これは同サービスの集計結果であり、すべての地域・荷物量で最安になる保証ではありません。
| 時期 | 予約・費用の考え方 |
|---|---|
| 3月中旬〜4月上旬 | 最も依頼が集中しやすい。希望日が決まり次第、早めに相談する |
| 4月中旬以降 | 春のピークを外す候補。前後の日を含めて空きと見積りを確認する |
| 6月 | 独自見積りデータでは費用を抑えやすい候補。雨天時の作業条件も確認する |
| 9月〜10月 | 秋の異動で依頼が集中する地域がある。春以外でも早めに動く |
| 11月 | 独自見積りデータでは費用を抑えやすい候補。年末前に候補日を比較する |
月を変えられるなら、6月・11月を含むピーク外の月で見積りを取り、同じ荷物量と作業条件で比べます。引越し日だけでなく、鍵の受け取り、退去立会い、仕事や学校の予定まで含めて無理のない日を選んでください。
月を動かせないときは、曜日と時間の幅を広げる

入学日や入社日が決まっていると、月をずらせないこともあります。その場合は、「土曜日の午前だけ」のように候補を一つへ絞らず、前後の日、平日、午後、開始時間を任せられる枠まで相談します。
国土交通省は、引越料金が曜日や季節でも異なると案内しています。平日や時間指定の幅を広げると、空いている車両・スタッフへ合わせやすくなる可能性があります。ただし、平日や午後なら必ず安いわけではありません。旧居の明け渡し時刻、新居の鍵、管理会社の作業可能時間を先に確認し、実行できる範囲で候補を出します。
候補日の伝え方は、次のように具体的にします。
- 第一希望は3月26日、第二希望は3月25日または27日
- 平日なら終日対応できる
- 搬出開始は午後でもよい
- 到着時刻に幅を持たせられる
- 荷物の一部を自分で運び、運搬量を減らせる
安さだけを求めて無理な時間帯を選ぶと、鍵の受け取りに間に合わない、搬入申請の時間を過ぎるといった問題が起きます。「安い候補」ではなく「実行できる候補」を複数用意するのがポイントです。
見積りは候補日と条件をそろえて比べる
見積り金額は、月だけでは決まりません。移動距離、荷物量、必要な車両・人員、階段やエレベーター、トラックの停車場所、梱包、家具の分解、エアコン、不用品などの附帯作業で変わります。
複数の候補を比べるときは、各社へ同じ条件を伝えます。特に大型家具・家電、段ボール数、自転車、エアコン作業は、金額だけでなく必要な車両と作業時間にも関わります。「1LDKです」と間取りだけを伝えるより、運ぶ物を具体的に数えたほうが見積りのずれを減らせます。
国民生活センターには、申告した荷物量が足りずトラックへ積みきれなかった例や、エアコン作業の追加費用を当日に請求された例が寄せられています。見積書では、次の点を確認します。
- 運ぶ荷物と運ばない荷物
- 基本料金に含まれる作業
- 梱包・資材・家具分解などの作業分担
- エアコンや不用品など附帯サービスの料金
- 条件変更時に追加費用が生じる範囲
- 解約・延期の条件
最安額だけを抜き出さず、作業範囲と総額をそろえて比較してください。
繁忙期の予約は、日程が見えた時点で動く
ファースト引越センターでは、引越しの2か月前から見積り依頼を受け付けています。3月・4月の引越しを予定しているなら、入居日や辞令が確定するまで何も進めないのではなく、候補日が見えた時点で相談を始めます。
まだ新居の住所が確定していなくても、引越し予定エリア、家族人数、荷物量、希望時期を整理できます。住所や日程が確定したら変更点を伝え、正式な見積り内容を確認します。
単身引越しで日程が迫っている場合、ファースト引越センターは最短即日・当日の作業にも柔軟に対応しています。空き状況と条件によるため確約はできませんが、あきらめる前に単身向け引越しサービスの案内を確認し、現在の荷物量と希望日を伝えて相談できます。
時期選びで失敗しないための注意点
費用を抑えやすい時期でも、別の負担が増える場合があります。6月は雨への備えが必要です。搬出入経路、濡らしたくない荷物、荒天時の対応を依頼先へ確認します。真夏は荷造りや立会いの暑さ対策、年末前は仕事・大掃除・各種手続きとの重なりも考えてください。
賃貸では、引越し代だけでなく旧居と新居の家賃が重なる日数も総費用に影響します。引越し料金を下げるために日程を大きくずらしても、二重家賃が増えれば総額が上がることがあります。退去予告、鍵の受け取り、ライフラインの開始日まで一枚のカレンダーに並べて判断します。
契約を急かされても、その場で作業範囲が分からないまま決めないでください。見積り条件、資材を受け取った場合の扱い、キャンセル・延期の条件を読み、比較中の会社には契約前であることを明確に伝えます。
引越しの繁忙期と安い時期に関するよくある質問
一年で最も引越しが混むのはいつですか?
3月から4月に依頼が集中し、特に3月中旬から4月上旬が最繁忙期です。国土交通省の2026年資料では、3月の引越件数は通常月の約2倍とされています。
引越しが安くなりやすい月は何月ですか?
ピークを外した月が候補です。大阪ガスの独自見積りデータでは6月と11月が費用を抑えやすい月とされています。ただし、地域、距離、荷物量、曜日、時間、附帯作業で見積りは変わるため、月だけで最安を断定できません。
引越しは何か月前に予約すればよいですか?
ファースト引越センターでは2か月前から見積りを受け付けています。特に3月・4月は候補日が見えた段階で早めに相談し、住所や荷物量が確定したら情報を更新してください。
平日なら必ず安くなりますか?
必ずではありません。曜日と季節は料金に影響する要素ですが、空き状況や作業条件も関係します。平日・午後・時間幅のある候補を出し、実際の見積りで比較します。
3月末から動かせない場合、何を優先すべきですか?
候補日を前後に広げ、時間指定を柔軟にし、正確な荷物量を早めに伝えます。安さだけでなく、希望日に対応できるか、作業範囲と総額が明確かを優先してください。
参考にした公的・公式情報
- 国土交通省「引越時期の分散に御協力をお願いします!」
- 国土交通省近畿運輸局「分散引越 ご協力お願いします」
- 国土交通省「見積りのときの注意ポイント」
- 国民生活センター「引越トラブルにご注意」
- 大阪ガス「引越し料金・費用の相場」
- ファースト引越センター「よくある質問」
月だけで決めず、動かせる条件を添えて相談を
引越しの繁忙期は3月から4月、なかでも3月中旬から4月上旬です。日程を選べるならピークを外し、6月・11月を含む複数の月で比較します。月を変えられないなら、前後の日、平日、午後、時間幅を候補へ加えます。
ファースト引越センターでは、引越しの2か月前から無料見積りを受け付けています。候補日、旧居・新居、荷物量、建物条件を添えてお問い合わせ・ご相談ください。